『子猫のロンド』以来となるCDを作りました。タイトルは『MOINGO』。Caetano VellosoとGal Costaによる1967年のアルバム『DOMINGO』へのオマージュで、同アルバムからインスツルメンタルでカバーした3曲と、オリジナルの新曲『日曜日のセレナーデ』、4曲入りCDRです。
現在開催中の“むさしのFMプレゼンツHMVキチレコvol.1”への参加作品としてジャケット先行で構想を始めたものですが、ポルトガル語で日曜日を意味する“DOMINGO”を“MOINGO”ともじって、
ジャケットに写るカエターノとガルをモイとウニでコラージュしています。
歌詞のないインストの新曲にタイトルをつけようと思いを巡らせた時に、この旋律は日曜日の夕方以降の気持ちだなあと気づき、「日曜日のセレナーデ」としました。ポルトガル語で「SERENATA PARA DOMINGO」。いろんな点と線がつながり今の僕と家族の心情を反映したようなアルバムになっています。
愛猫モイとウニの歌声をフィーチャーしています。鳴き声に限らず様々な猫の音が入っています。
猫アレルギーの方はご注意ください。自分は今この音を形にしておく必要があったんだと思います。こっそり自分の中では、アーティストは「モイとウニ」で僕はプロデューサーというスタンスです。または近藤家のサウンドトラックとも考えられます。